『在宅医療』=「月2回の訪問診療」+「往診」
在宅医療とは、ご自宅や有料老人ホーム(サービス付高齢者住宅・住宅型有料老人ホーム・グループホーム)などの住まいで療養されている方に対して、移動の負担がなく、生活の場で受けられる医療です。定期的な訪問診療(月2回以上)を行いながら、病状の変化があった場合は、地域の訪問看護ステーションやケアマネジャーと相談しながら24時間・365日、電話対応しています。必要に応じて夜中でも休みの日でも医師が往診をいたします。
在宅医療の対象となる方保険診療上、在宅医療の対象となる方は「疾病や傷病により通院が困難な方」とされていますが、重症度やADL(日常生活動作)、要介護度による基準はありません。個々の状況が在宅医療の対象かどうかは主治医の判断になりますので、まずは当院のソーシャルワーカー(MSW)・看護師まで、お気軽に、ご相談ください。
「往診」が風邪などの突発的な体調不良の際に、その時だけ医師が自宅を訪問するのに対して、「訪問診療」は、通院が困難な患者さんに対して、計画的に医師がご自宅を訪問します。本人・ご家族の様子を伺いながら、主治医としては、調子がいいときも悪いときも定期的に診療させていただくことで、いつものご様子や変化の兆候を把握できるため、急な病状変化のときも的確な対応ができるというメリットがあります。又訪問の頻度に関しては、病状が安定しているケースなら通常月2回です。ただし症状によっては、より頻回な訪問を行います。
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1.ご相談
直接またはご担当のケアマネージャーを通して、当院のソーシャルワーカー・看護師までお問い合わせください。ご面談の日程を調整させていただきます。医療・介護事業者の方は、こちらの新規依頼シートを事前に記入いただけると大変助かります。
さくら醫院 新規依頼シートダウンロード
お問い合わせ:0557-52-3021 FAX:0557-52-3022
受付時間:平日9時~18時
2.面談
さくら醫院のスタッフが、ご自宅もしくはクリニックで、患者さまやご家族の状況・お考えについてお話を伺います。併せて訪問診療や往診についてご説明し、ご納得いただきましたら診療のスケジュールを調整します。(緊急時にはこの限りではありません。)
3.初回訪問
初回の診療は普段よりも時間をかけて、じっくりお話を伺いながら診療させて頂きます。 お家で実現されたいこと、在宅療養で大切にされたいことなど、ご希望をお聞かせください。
4.定期訪問
原則として月2回、事前に日時を決めてお伺いさせていただきます。患者さんのご病状やご希望にあわせて、週1回またはそれ以上の訪問も可能です。
5.処方
処方がでた場合は、処方せんをお渡しします。 ご希望の薬局へ受け取りに行くか、もしくは当クリニック連携の薬局がご自宅に配達する方法もございます。